ディーラーの世界へようこそ!

カジノディーラーって、かっこいいけど実際どんなことをしているの?
そんな風に思ってこの講座を開いたあなたは、もう最初の一歩を踏み出しています。
今回は、カジノディーラーとして絶対に押さえておきたい「基本知識」と「動作」の基礎を学びます。ゲームの進行だけでなく、チップの管理、仕草の一つひとつに意味がある。プロとしてのスタートラインは、まずここから始まります。
・難易度:★☆☆(初心者向け)
・所要時間:15〜20分(動画10分+記事5〜10分)
・必要物:なし(視聴のみ)
このレッスンでできるようになること
・カジノディーラーの役割と責任を、理解して説明できる
・安心感を与える立ち姿・手元の置き方が分かる
・ハンドフラッシュの意味とタイミングを説明・実演できる
用語と設備の基礎知識
カジノでは、日常では聞き慣れない名前がたくさん登場します。最初は全部覚えなくて大丈夫。「へぇ〜、そんな言い方するんだ」くらいの気持ちで読んでみてください。
テーブル周りの名称
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| テーブルラッシャー | テーブルに敷かれた緑のマット。レイアウトが描かれている。 |
| カジノチップ(チェック) | 現金の代わりに使う。カジノ内通貨。 |
| チェックラック | チップを収納するトレイ。ディーラーの目の前に設置される。 |
| リッド | チェックラックを覆うフタ。 |
| キャッシュボックス | 現金を保管するための箱。 |
| プランジャー | 現金をキャッシュボックスに押し込む道具。 |
| ディスカードラック | 使用済みのカードをしまうラック。 |
| カーテン | プレイヤー側のテーブル枠のこと。 |
| メインボックス/サイドボックス | 賭け金を置くエリア。サイドはオプションベットに使用。 |



他にもたくさんある。その都度説明するよ
チップやキャッシュの取り扱いと注意点
ディーラーは特にチップを扱う場面は非常に多く、そのすべてに“ルール”があります。ここを雑にしてしまうと、信用も失われてしまいます。
● 手から手への受け渡しは禁止
ディーラーは現金をプレイヤーから「直接手渡し」してもらってはいけません。またチップを自分の右手から左手に「直接手渡し」するということもできません。
一度テーブルに置いてからもらう・渡すのが基本。これは、不正防止や監視カメラに「透明な行動」を見せるためでもあります。



チップは小さいお金。厳格な扱い方がある
● ハンドフラッシュ(クリアハンズ)は絶対
ハンドフラッシュとは、「手に何も持っていませんよ」と証明する動作です。
- 掌を上に向けて軽く振る
- 手を叩いて両手を見せる
など、カジノによって多少違いはありますが、動作の目的は同じ。以下のタイミングで必ず行います。
- プレイヤーから現金やチップを受け取る前後
- 自分の顔やポケットに触れる前
- 配当の前後
- ディーラー交代の際
- その他
この動作を自然にできるようになると、普段の生活でもつい手をフラッシュしてしまうようになります(笑)。



コンビニのドリンクのドアを開けるときやってしまう
コール(上司の呼び方)
カジノでは、ディーラーひとりで解決できない場面が多くあります。そんな時はすぐに「上司を呼ぶ」=コールをします。
呼ぶ場面の例:
- 高額の現金交換や配当
- ミスやトラブルが起きた時
- ルール外の事象が起きた時
上司は基本的にあなたの味方です。ミスしたらすぐ呼ぶ。迷ったら呼ぶ。カジノでは、何よりも「トラブルを放置しない姿勢」が信頼につながります。


ピットって何?
カジノには「ピット」と呼ばれるエリアがあります。
これは複数のテーブルが集まっている区画で、スーパーバイザー(上司)が4台前後のテーブルを見回っています。ピットの中はディーラーとスタッフだけが入れる場所で、プレイヤーは入れません。
ピット番号やテーブル番号が設定され、管理体制がしっかりしています。




PIT1ならテーブル番号は「FBJ101」(フリーブラックジャック)や「AR103」(ルーレット)など
PIT2ならテーブル番号は「DBJ201」(2デックブラックジャック)や「MB203」(ミニバカラ)など
色ごとにテーブルの種類が分けられています。



最初はどのフロアにどのテーブルがあるか分からない・・・
ディーラーとしての意識づけ
最後に、ディーラーにとって一番大切な心構えをお伝えします。
「自分以外の全員が見ても、安心できる仕事をする」
カジノの天井には、必ずと言っていいほど監視カメラがあります。見られているのはプレイヤーではなく、あなた=ディーラーです。
その中で求められるのは、正確さ・丁寧さ・透明性。ハンドフラッシュやチップの扱い、言動すべてが「信用」に直結します。
最初はぎこちなくてもOK。動画や実習で少しずつ慣れていきましょう!
ミニテスト
・ディーラーがやってはいけないことは?
・ハンドフラッシュの目的は?
最後に
今回は、ディーラーとしての基本的な知識と動作を紹介しました。
動画や実践の中で、「あ、これ前に出てきたな」と感じる場面が何度も出てくると思います。少しずつ、確実に、自分のものにしていってください。
この先の章では、チップの扱いやシャッフル技術など、さらに実践的な内容に入っていきます。
それでは次のレッスンでお会いしましょう!

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